こんにちは、むずむず脚症候群歴8年超の社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、むずむず脚症候群を放置していると不眠などの要因で精神的に疲弊してしまいます。
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- むずむず脚症候群って何?
- むずむず脚症候群の原因や私が実践している改善法3つ。
- 長く続くようなら医師に相談を!

むずむず脚症候群にお悩みの方に向けて、いくつかの対処法を実践した私がお答えします。

というわけで、今回は『私が長年悩まされている「むずむず脚症候群」』について説明していきます。
「鉄」などの栄養補給。
「笑い」などでリラックスを心がける。
改善しないようなら、怖がらずにお医者さんへ!

お医者に行くことに抵抗がある方はまずは身近な方法で対処を。
それでは、医師に相談する前に自分で出来る対処法はないのかを考えていきましょう。
むずむず脚で眠れない私の症状
みなさんは「むずむず脚症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
私は自分がこの病態だと分かるまでは、まったく聞いたことがありませんでした。
しかも・・・

病態の名前も他人に胸張って言えないくらい、格好悪いですからね・・・「むずむず脚」ですし。
私の症状は、主に「脚」ではなく、「腹部」にむず痒さが出現します。
しかも、深夜の2時くらいに症状が強く出る傾向があります・・・そしてほぼ毎日、この時間に目が覚めるんです。
睡眠に大きな影響を与える「むずむず脚症候群」。
自分で出来る改善法をお話しする前に、まずはその原因から理解していきましょう。
むずむず脚症候群とは何か
まずは、「むずむず脚症候群」とはいったい何なんだというお話から。
その原因と具体的な症状についてです。
どのような症状が出るのか
「むずむず脚」というくらいですから、虫が這うような脚のむずむず感が代表的な症状です。
私の場合は、「むずむず」というよりか、「くすぐったい」といった感じです。
腹部を内部からくすぐられている感じがして、気持ち悪くて眠れなくなります。

しかし、感じる症状がむず痒さ、くすぐったさだけではなく、「脚のしびれ」、「脚がつる」、「脚がピクピクする」、「針で刺すような痛み」、「脚がほてる」など様々です。
また、症状の出る箇所は「脚」だけではありません。
人によっては、「腕」や「手」、「背中」にもむずむず感が出る時があります。
むずむずの症状が出てくると、じっとしている事ができず、入眠中であっても体を動かしたくなります。
症状が出ている箇所を、激しく叩きつけたり、蹴ったり、擦りつけたりする行動を起こしてしまうのです。
むずむず脚症候群の原因について
では、むずむず脚症候群の「原因」は何でしょうか?
むずむず脚症候群の原因はふたつに分けられます。
それは、原因となる疾患が特定できない『特発性』と、腎不全や鉄欠乏のような原因がはっきりとしている『二次性』があります。

また、発症する人の60%以上は、家族にむずむず脚症候群の発症歴があり、「遺伝」が関連していることも指摘されています。
むずむず脚症候群の原因はとなるメカニズムはまだ不明な点が多いのですが、最近では「ドーパミンの作動性神経細胞の機能低下」が関係しているのではないかという事が分かってきました。
私が重大な病気の前触れではないかと心配になり、内科受診した際に「パーキンソン病の治療薬(ドーパミン作動薬)」が処方されたことがあります。
「もしかして、むずむず脚はパーキンソン病の前兆では・・・」と深刻に考えた時期がありましたが、実際にはパーキンソン病とは異なるようです。
どちらにしても、日中のパフォーマンスにも大きな影響を与えてしまう症状なので、速やかに改善させたいところですね。
むずむず脚症候群の症状を抑える安価な方法
現在も時折、むずむず脚症候群に悩まされている私。
ここからは、私が「これをしたら症状が出ない時があった」という、効果のある改善法について説明させたいと思います。
飲酒、カフェイン、喫煙を控える
飲酒、カフェイン、そして喫煙は、むずむず脚症候群と密接に関係しています。
私の場合は、お酒を飲むとかなりの確率で、夜間にむずむず脚の症状が出現します。
しかし、お酒で出来上がった症状は簡単には治らないのか・・・飲まないからといってすぐには、症状が落ち着きませんでした。

また、カフェインや喫煙もむずむず症状を誘発する重大な因子です。
私自身、喫煙習慣はないのですが、職場で準備されているコーヒーには影響を受けているのかもしれないと思うことがあります。
もともと、コーヒーはあまり好きではないのですが、仕事に入ったらシャキっとしたいので、つい飲み過ぎてしまいます。
最近では、飲酒とカフェイン摂取は控えるようにしていますが、何かの拍子にむずむず症状が現れない日が出てきました。
何事も「継続が力」と思って、嗜好品を控える習慣を。
ダイソーの「ヘム鉄」を利用する
先程、二次性むずむず脚症候群の原因として、「鉄欠乏」のお話をしました。
それならばと、市販のサプリメントで鉄を補えばいいのではと思い、毎晩飲むようにしています。
実のところ、私にとっては「鉄補給」が一番効果のある改善法です。
その中でも、愛用しているのが『ダイソーのヘム鉄』です。夕食後くらいに服用すると、3日のうち2日は症状が出ません。
私の場合は、鉄欠乏がむずむず脚の原因なのかなと思うほどです。
ダイソーのヘム鉄は、1袋20日分で100円(税別)。

数多く売られているダイソーのサプリメントシリーズ。
なかには成分がまんざら入っていない粗悪品もあるようですが、この「ヘム鉄」は評判が良いようです。
また、その他メーカーから売られている「鉄サプリメント」も比較的安価で買いやすくなっています。
むずむず症状に悩んでいる方は、一度、鉄不足に目を向けてみるといいでしょう。
笑ってドーパミンを出す
これも先程、むずむず脚の原因として「ドーパミンの作動性神経細胞の機能低下」がある点にふれました。
それならば、ドーパミンをしっかりと分泌させれば、症状改善に効果があるだろうと考えた私。
では、どのようにすれば、脳内のドーパミンを分泌促進させられるのでしょうか。
ドーパミンを分泌させる一番簡単な方法は、「笑うこと」です。
笑うと脳はドーパミンを分泌させてくれます。認知症予防や老化予防にも効果のあるといわれる、ドーパミン。
最近では「笑いヨガ」というものもあるくらいです。
私は、自宅のリラックスタイムに漫才やコントなどの芸人さんの動画を観るようにしています。
笑ってすっきりとした夜は、何気に熟睡できます。
そして、むずむず症状も出にくいように感じます。
みなさんも自分なりの方法で、笑いを予防法として取り入れてみて下さいね。
それでも症状が重い場合は医師に相談を
それでも、症状がいっこうに治まらないという方は、一度医師に相談するようにしましょう。
むずむず症状の原因となる疾患を特定するができ、その疾患に対しての治療が開始されるかもしれません。
また、原因が特定できない場合でも、ドーパミン作動薬で治療を行えます。

受診する科は「内科」、または「神経内科」でOKです。
また、睡眠外来でも相談にのってくれます。
一人で悩み続けずに、相談できる医師を探してみましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は「むずむず脚症候群の原因と改善法」についてお話しさせていただきました。
我慢しつづけても改善が難しい、むずむず脚症候群。
【この記事のまとめ】
まずは、生活習慣の見直し。
そして、鉄などの栄養不足の改善。
さらには、笑いなどでリラックスすることを心がける。
ここで無理なら、怖がらずにお医者さん。
それでは、むずむずを解消して良い睡眠を!
以上、弥津でした。