こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、緊張したり、恥ずかしいとき、頭を触ってしまいますよね・・・あまりに動作が頻繁だと周囲の人が気になりだすかも。
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- 頭を触る癖の原因となる心理とは?
- ボーッとする時間を作ってリラックス!精神的に安定させることで癖の改善が可能に!

人の頭を触る癖が気になる方、また自分にその癖がある方に向けてお答えします。

というわけで、今回は『頭を触る癖』について説明していきます。
頭をやたらと触る動作には、ストレスが関連しています!
癖をなおすため、ストレス軽減に努めましょう。
ここでは、頭を触るという行為にはどのような心理が隠されているのか、そしてその癖を治す方法はあるのかを考えていきます。

頭皮環境の改善やストレスや不安感を取り除くことで、頭を触る癖を治す効果が期待できますよ。
みんなしますよね?「頭をかく癖」
困った時など心の動揺が起こると、頭を掻いたり、撫でたり、叩いたり。
人は無意識に「頭」に手をやることが多いものですね。

「頭を守らないと・・・」っていう心理でもあるのかな?

あまり頻繁に目の前でされると気になるし、激しく掻きむしられても気持ち悪いし・・・
その動作が過剰になると、周囲の人に不快感を与える可能性が出てきますよね。
動作がエスカレートする前に、意識して『行わないようにする』ことが必要そうです。
なぜ人は困った時に頭を触るの?その主な心理5選
まずは、頭を触る癖が出てしまう理由を見ていきましょう。
髪に神経質になっているから
頭を触る癖の理由として『自分の髪に神経質になっているから』が、あります。
「髪型がイケてるか不安」だったり、中年以降であればボリューム感が出ているのか不安なので無意識にヘアスタイリングをしてしまうとか・・・。
ようするに、髪型が気になっているだけってパターンです。
自意識過剰な人にこの癖がみられます。
また、刺激の強いシャンプーやスカルプケア性能が充分ではないシャンプーを使用してしまうと、皮脂残存やシャンプーの刺激が残るなどして痒みの原因となってしまいます。
髪に神経質にならず、そして頭皮ケアも適度を心がけましょう。
ストレスで痒み物質が分泌されるから
私の場合、考え込んでいると何気に前髪近くやコメカミを掻く癖があります。

しかし・・・ストレス感じた時、なぜか本当に「痒い」って感じがするんですよね。
頭に痒みを感じるってのはまんざら私だけの特殊な傾向というわけではないようです。
ストレスなどが原因で分泌される痒み成分が『ヒスタミン』です。
ヒスタミンはアレルギーや温度変化、虫刺されによっても分泌され、その刺激が脳に伝わり「痒み」として感じます。
私の場合、仕事中やブログ作業中など何か急に、ムズムズやチクチクとして感覚が頭皮や顔に起こり、つい掻きたくなります。

こういった痒みはある意味で、ストレスによって過剰な疲れを感じているサインとも言えます。
頭を掻く、頭を叩くといった、強い刺激を求めるような行動に発展した際はとくに注意が必要です。
ストレス発散!!
以上のように、考え込んだり、言いたいことが言えずに溜め込んだりするなどなど・・・公私ともに人はストレスと戦っていますよね。
そして、脳に負担をかけています。
そうなると、脳を危機からの防御策をとる本能が働きます。
その防御策というのが、頭を適度にさわってストレスを発散すること。
頭を触ったり、掻いたりすることで、頭部に適度な「爽快感」を与えます。
頭部に刺激を伝えて、リフレッシュさせようとしているのです。
こちらも、「ストレスが重くのしかかっていることで起こる癖」をいうわけです。
「相手を殴ってやりたい!」という気持ちの表れ
ここで少し番外編のような「頭を触る理由」についてお話しします。
手を頭に持っていくこの動作・・・この癖には「怒り」の心理が隠されています。
それはまさに、「相手を「殴ってやりたい!」という心理です。
怒りから「拳を振り上げて相手に殴りかかろうとする行為を、頭を触る動作で誤魔化している」と言われています。
その人が持っている攻撃的な本性が垣間見えますね。

あなたと話している最中に、やたらと頭を触ったり、掻いたり、叩いたりする人は、もしかしたらあなたに対して怒りや緊張といったストレスを感じているのかもしれませんね。
「お前を殴ってやりたい」という本音が隠れていると考えると、こちらが警戒しちゃいますが。
こちらも相手の苦しい心境が隠されているんですね。
相手の動作の癖が気になるからといって、ヤメろと批難する前に、自分が他者に対して威圧的ではないかを見直した方が良さそうです。
自分を慰めたい
また、頑張っている自分を「自分で褒めてあげたい」という心理が表れているとも言われています。
人から「いい子、いい子」されないなら自分で自分を「いい子、いい子」しようという癖です。
こちらの場合は、かまってもらえないことへのストレス。
もっと自分の頑張りを評価して欲しいと思いながらも、どこか孤立している人に出てくる癖です。
作業の合間や終わった時に後頭部を優しく何度か撫ぜるように触る癖のある人は、自分で自分の労をねぎらっているのかもしれません。

困った時に頭を触る癖を治す方法
頭が一杯いっぱいになってしまい、ストレスが溜まった状態になると起こる、頭を触る動作。
それでは、ここからはこの癖を治す方法をご説明します。
人の脳にはコンピュータと同様に、記憶媒体である「メモリ」機能があります。
記憶できる量には限界があるのです。
容量の限界が近づくと、脳の機能は低下・・・「ストレス」がさらに溜まっていきます。
そこで、ストレス過剰を改善する為に早急に必要な作業が『削除作業』となります。

しかし、この削除作業は、人間の場合はコンピュータのように簡単に行きません。
「忘れる」という作業は人によって、得手不得手がありますし。
後に引きづらず、パッと忘れることが出来る人がいれば、なかなか忘れられない人もいます。
このように、誰でも簡単にはいかないメモリクリーンアップ作業・・・でも、実はあることを心がけるだけで上手くいくのです。
それは、「ボーッとする時間を作る」ことです。

ボーッとする時間を5分から10分程度持つことで、ごちゃごちゃになったメモリが整理される効果があります。
それによって、パンクしそうな頭が整理され、ストレスが軽減・・・頭が痒くなる物質の分泌が防げる上に、ストレス発散のために頭を触る癖も軽減されるというわけです。
たとえば、仕事中は休憩時間に一人っきりになり、ボーッとしてみましょう。
そうすることで、午前に溜まったストレスを適度に整理でき、午後の活力につながりますよ。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は「なぜ人は困った時に頭を触るのか。その心理と治す方法」と題してお話しさせていただきました。
頭を触る行為は、総合的にまとめれば『ストレスと戦っている証拠』と言えますね。
【この記事の一言まとめ】
ボーッとする時間を作るだけで、ストレス過剰が緩和され、頭をやたらと触る動作も穏やかになるでしょう。
自分の癖の中から、自分が陥っている状況を把握して、自分や周りに迷惑をかける前に改善できるようになりましょう。
それでは。
以上、弥津でした。