こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
緊張したり、恥ずかったりしたとき・・・つい頭を触る癖が出てしまいますよね。
頭をやたらと触るようになったらストレス過剰になっている証拠。
ストレス軽減に努めれば癖は直せます。
頭を触る癖が気になる方に向けて、その心理・理由を説明します。
頭を触る癖にはどのような心理・理由が隠されているのか、そしてその癖を直す方法はあるのかを考えていきましょう。
ストレスや不安感を取り除くことで、頭を触る癖を直す効果が期待できますよ。
なぜ人は困った時に頭を触るの?
心が動揺すると、頭を掻いたり、撫でたり、叩いたりしてしまいます。
人は無意識に「頭」に手をやる機会が多いですよね。
「頭を守らないと・・・」っていう心理でもあるのかな?
あまり頻繁に目の前でされると気になるし、激しく掻きむしられても気持ち悪いし・・・
その動作が過剰になると、周囲の人に不快感を与える可能性が。
人は心やメモリーに余裕がなくなると、関係のない行動をして「整理」すると言われています。
頭を触る癖が出るときは、余裕がなくなっている証拠と考えられます。
無意識に頭を触る心理・理由5選
それでは、より具体的に、頭を触る癖が出てしまう心理・理由を見ていきましょう。
- 髪に神経質になっているから
- ストレスで痒み物質が分泌されるから
- ストレス発散したいから
- 相手を「殴ってやりたい!」というイライラが表れているから
- 自分を慰めたいから
①髪に神経質になっているから
頭を触る癖が頻繁に出るのは、単純に『自分の髪に神経質になっているから』という理由が考えられます。
- 髪型がイケてるか気になる
- 枝毛が気になる
- 薄毛を隠したい
ようするに、髪型が気になっているだけってパターン。
自意識過剰な人に、髪を気にし過ぎる癖がみられます。
また、刺激の強いシャンプーやスカルプケア性能が充分ではないシャンプーを使用してしまうと、皮脂残存やシャンプーの刺激が残るなどして頭部の不快感の原因となってしまうようです。
まめに理美容に通い、整えることで髪に神経質になることを予防できます。
②ストレスで痒み物質が分泌されるから
私の場合、考え込んでいると何気に側頭部を掻く癖があります。
考え込んでいる時、自然と頭の痒みを感じるのはなぜなんでしょう?
心や頭の中がいっぱいになると、頭部に痒みを感じるワケがあるようです。
人はストレスを感じると、血液中の痒み成分が増え、頭皮を痒いと感じることがあります。
ストレスなどが原因で分泌される痒み成分が『ヒスタミン』です。
ヒスタミンはアレルギーや温度変化、虫刺されによって分泌され、その刺激が脳に伝わり「痒み」となります。
私の場合、仕事中やブログ作業中など何か急に、ムズムズやチクチクとして感覚が頭皮や顔に起こり、つい掻きたくなります。
頭の痒みは、ストレスを感じているサインとも言えます。
③ストレス発散したいから
- 考え込んで悩む
- 言いたいことが言えずにイライラを溜め込むなど
人はいつもストレスと戦っていますよね。
そして、常に脳に負担をかけているとも言えます。
脳が危機を感じると防御策をとる本能が働きます。
その防御策というのが、頭を触ってストレスを発散すること。
頭を触ったり、掻いたりすることで、頭部には一時的な「爽快感」。
頭部に刺激を伝えて、リフレッシュしようとしているのです。
心のリフレッシュについては、関連記事『ストレスフリーになりたい!心の疲れで悩む私が考える有効な対処法』(※別ウィンドウで開きます)で詳しく説明していますのでお読みください。
④相手を「殴ってやりたい!」というイライラが表れているから
頭に手を持っていく動作・・・この動きには相手への「怒り」の心理が隠されていることをご存知でしょうか?
それは「相手を「殴ってやりたい!」という心理。
拳を振り上げて相手に殴りかかりたいという気持ちの表れだと言われています。
会話中にやたらと頭を触る人は、もしかしたらあなたに対して怒りや緊張を感じているのかもしれませんね。
自分の言動が、日頃から他者に対して威圧的ではないかを見直した方が良さそうです。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
⑤自分を慰めたいから
頑張っている自分を「自分で褒めてあげたい」という心理が表れている場合もあります。
人から「いい子、いい子」されないなら自分で自分を「いい子、いい子」しようという癖。
こちらの場合は、自らの期待通りに周囲からかまってもらえないことへのストレス。
孤立している人に出てくる癖です。
後頭部を優しく何度か撫ぜるように触る癖が出る時は、自分で自分の労をねぎらっているのかもしれません。
頑張りすぎているので、周囲を意識せずにリラックスするように心がけましょう。
頭を触る癖を治す方法
頭が一杯いっぱいになってしまい、ストレスが溜まった状態になると起こりやすい、頭を触る動作。
- ボーッとする時間を作る
- 他者からの影響を受けずに生活出来るようにする
それでは、頭を触る癖を治す方法を説明していきます。
①ボーッとする時間を作る
人の脳にはコンピュータと同様に、記憶媒体である「メモリ」機能があります。
記憶できる量には限界があります。
容量の限界が近づくと、脳の機能は低下・・・「ストレス」がさらに溜まっていきます。
そこで、ストレス過剰を改善する為に早急に必要な作業が『削除作業』となります。
しかし、この削除作業は、人間の場合はコンピュータのように簡単に行きません。
後に引きづらず、スパッと忘れることが出来る人がいれば、なかなか忘れられない人もいます。
誰でも簡単にはいかないメモリクリーンアップ作業・・・でも、実はあることを心がけるだけで上手くいくのです。
それは、「ボーッとする時間を作る」こと。
ボーッとする時間を5分から10分程度持つことで、ごちゃごちゃになったメモリが整理される効果があります。
ボーッとすることによって、パンクしそうな頭が整理され、ストレスが軽減・・・ストレスが発散されたり、頭が痒くなる物質の分泌が防げたりして、頭を触る癖が軽減されます。
ときには、休憩時間に一人っきりになり、ボーッとしてみましょう。
また、仕事帰りに、駐車している車の中で、ボーッとするのもいいでしょう。
関連記事『炭酸シャンプーで薄毛が改善する理由!髪が早く伸びって本当?』(※別ウィンドウで開きます)
②他者からの影響を受けずに生活出来るようにする
周りが気になったり、他者の反応に不安を感じたりするとストレス過剰になり、無意識に体の動きとして表れてしまいます。
癖を直すのであれば、根本的な原因を解消するのが一番。
ようするに、他者からの影響を受けずに生活出来るようになれば、癖は減っていくのではないでしょうか。
他人を軸に生きるのではなく、自分を軸にして生きていきましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを使えば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
新しい自分に生まれ変わりたい方は、是非お試しを。
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【まとめ】
今回は「なぜ人は困った時に頭を触るの?その心理5選」と題して説明してきました。
頭を触る行為は、まとめれば『ストレスへの対処』と言えます。
【この記事の一言まとめ】
ボーッとする時間を作るだけで、ストレス過剰が緩和され、頭をやたらと触る動作も穏やかになるでしょう。
自分の癖の中から、自分が陥っている状況を把握して、改善できるようになりましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
髪の毛に触ったり、掻きむしったりしてしまう・・・『頭に触る癖』を直す方法はないの?