こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、口論になってしまうと・・・。

口論の原因は、相手に問題があるからだ!!!
と思いがちですが、実は・・・こちら側の話し方の癖に問題があったりするもの。
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- 人を怒らせてしまう話し方とは何か。
- 相手がどうこうではなく「今、自分が何をしたのか」を考える習慣を身につけましょう!

会話中になぜかお互いヒートアップしてしまう方に向けて、高齢者相談業務15年の私がその経験からお答えします。

というわけで、今回は『相手を怒らせない話し方のポイント』について説明(紹介)していきます。
自分の責任を認めながら話すように心掛けましょう!!
それでは、会話中に相手を怒らせてしまう理由について考えていきましょう。
相手を怒らせてしまう原因は、『責任逃れ』のような言い方。
自分の責任を意識した言い方を心掛ければ、口論を予防できますよ!
自分に問題はないか振り返ってみよう
自分は普通に話しているつもりでも、会話を進めるうちに相手が怒りモードになっていくという経験はありませんか?
こちらは罪悪感なしなので、「勝手に怒っている相手側が悪い!」という思考になりがちです。
しかし、その頻度が多い場合は、こちら側の話し方に問題があるのかも。
まずは、人を怒らせてしまう話し方について見ていきましょう。
人を怒らせてしまう話し方とは
例えば、「(あなたが)〇〇してくれたら・・・」、「今後は(あなたが)〇〇するようにして欲しい」といった感じです。
常に、自分のことは差し置いて的な考え方は、話し方にも現れてしまいます。
また、「第三者のために」といった卑怯なものの言い方の癖がある人も注意しましょう。
「〇〇さんが困るから」と言いながら、結局は人を自分の思うようにさせたいというずる賢さはすぐにバレてしまいます。
正論で説得しているつもりでしょうが、相手からすればかなり責任転嫁されている感覚です。
人を怒らせてしまう人は、「自分は何も努力していないのに、人に要求するばかり」という印象を持たれる話し方をしてしまうのです。
人を怒らせない言い方のポイント4選
それでは、人を怒らせない為にはどのような言い方を心がければいいのでしょうか。
そのポイントを4点ご紹介します。
口調が早くならないように注意する
言葉は柔らかでも、早口だと責められている感覚になります。
責められていると感じると、人は防衛網を心に張ります。
そして、それが続くと反撃体制を整えるものです。

「口調は穏やかに、ゆっくりと」が基本です。
しかし、「私はゆっくり話している」と思っても、他者からみれば不十分なケースもありますよね。
「私」を主語にした言い方をする
「私が主語」といっても、自分のことだけ話せという意味ではありません。
「自分がどれだけ率先して取り組んだのか」という、自分の努力を最優先にするということです。
「他者に要求する前に、まず自分がやってみる」
この基本があれば、他者はあなたの言動に耳を貸すようになります。
その事実があれば、あなたの言葉は責任転嫁として捉えられなくなるでしょう。
先に取り組んだ実績報告から入り、もっと良くなるために手を貸してほしいというスタンスで話すようにしましょう。
今初めて説明するように話そう
「あなたが以前、〇〇といった」、「私は前に△△と説明している」といった、過去の出来事を出して説明しようとするのは止めましょう。

相手に、以前の会話を思い出させるために、ついこういった言い方をしてしまいがちです。
しかし、これはあまりにも相手を馬鹿にした言い方です。
自分の責任ではないと前置きで言っているようなもの。
余計な前置きは抜きにして、常に初めて話す感覚で他者と接するようにすれば、言葉の棘がなくなるでしょう。
関係のない人の例は出さないようにしよう
「〇〇さんはしてくれました」といった、その場にいない人がしてくれている等といった例を出して説得するのは、怒りをかってしまいます。
他者の例を出して、人を動かそうとする癖はやめましょう。
相手への説得力を増させるために、「できる他者」の例を出したがる人がいますが、この話し方も人をムカつかせます。
あくまで、話している相手は目の前の個人。
【まとめ】相手の反応は自分の態度の「映し鏡」
目の前にいる相手や電話の相手は、最初はどんな感情でしたか?
会っていきなり怒っていましたか?
仮に、笑顔で挨拶を交わした後の場合。
相手の落ち着いた感情をキープさせることができず、怒らせてしまったあなたの方に、何か不適切な面があったのかもしれません。

まずは、相手がどうこうではなく「自分が何をしたのか」を第一に考える習慣をつけましょう。
前述のように、あなたが主語ばかりの話し方では、責任を押し付けられているような感覚になり、怒りの感情が噴出してしまいます。
「私は〇〇したのですが上手くいかなかったので・・・△△という形で協力してもらえませんか?」という言い方がベストです。
自分が先に取り組んでみたという、あなたの努力があってこそ、人は素直にあなたの話を聞いてくれますよ。
【この記事のまとめ】
『相手が主語』になる話ばかりしていると、自分の責任から逃れようとしていると解釈されます。
会話中は、自分側に責任感があるような話し方を心がけましょう。
上記のポイントを意識しながら、他者とのコミュニケーションを円滑に図っていきましょうね。
それでは!
以上、弥津でした。