こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、心が疲れて悩んでいても、身近な人に分かってもらえない時ってありますよね。
一人では深い沼にハマる一方。
専門的な意見をもらって、突破口をみつけよう。
心が疲れながらも家族、友人に理解されず苦しんだ経験を持つ私が、実際の公私における経験をもとに解決策を提案します。
心の悩みは一人で考えれば考えるほど、深みにハマります。
適切な相談先をみつけて解決したいという方、ぜひ参考にしてみてください。
心の悩みは自分の力だけでは解決が難しい!
結論、心が疲れ果てた時、自分の力だけでは回復は難しいと思います。
心の疲れは見た目に分かりづらいため、他者に口で説明しても理解してもらえないことが多い。
実際に、私は自立神経失調症やうつのような症状に悩まされた時、家族や友人には自分の切迫加減が伝わりませんでしたから。
つらい精神状態を克服した人、またはそういった人にかかわった人でなければ、心の疲れは理解してもらえない。
また、身近に同じ経験を持った人がそう簡単にいるわけでもなく・・・。
結局は、自分の力で活路を見つけるしかない。
しかし、自分一人の力で改善を試みるにしても、そう上手くはいかないですよね。
関連記事『未来への希望が持てなくなる原因と突破口を開くポイント3選』(※別ウィンドウで開きます)
なぜ心の悩みは一人では解決しないのか【3つの理由】
では、なぜ心の悩みは一人では解決しないのかについて、私の考えを説明します。
- 悩んでいる段階で袋小路に入っているから。
- プライドが邪魔するから。
- ストレスで思考力が低下するから。
以下、順を追って話していきますね。
①悩んでいる段階で袋小路に入っているから
そもそも簡単に解決できる状態であれば、長く悩む必要はありません。
悩んでいる段階で、『袋小路(=行き止まりになっていて通り抜けられない小路。物事が行き詰まった状態。)』で身動きがとれなくなっているのです。
袋小路に入ると、自分一人では抜け出せない。
もがけばもがくほど、さらに状況が悪化してしまいます。
②プライドが邪魔するから
心が悩んでいても、プライドは強いままです。
逆に、プライドが強まる場合があります。
今までの自分の努力や存在価値を示そうとして、他者の助言を素直に聞けなくなります。
自分の弱った姿を、他者に見せるのは恥だと考える。
身近な人にも相談できず、一人で解決するしかなくなってしまいます。
③ストレスで思考力が低下するから
ストレスが溜まり過ぎると、常にイライラしたり、落ち込んでしまったりで、思考力が低下します。
それに伴い、過去の経験から解決策を引き出す冷静さも失います。
思考力が低下している状態の自分一人で、良い解決策を見つけることは困難。
また、一人で考えれば考えるほどストレスが上積み。
一人で頑張り過ぎると、状況が悪化する一方となります。
関連記事『ストレスフリーになりたい!心の疲れで悩む私が考える有効な対処法』(※別ウィンドウで開きます)
心の悩み・相談先6選
それでは、どうすれば一人で解決できない心の悩み・苦しい状況を克服すればいいのでしょうか?
- 公的な相談窓口に連絡する。
- オンラインカウンセリングを利用する。
- 占い師に相談する。
- お寺に相談する。
- 心療内科を受診する。
- メンタルトレーナー・カウンセラー講座を受講する。
ここでは、これら6つの方法を紹介します。
①公的な相談窓口に連絡する
相談はしたいけど、お金がなくて・・・。
費用負担を抑えて相談したいのであれば、都道府県や市町村が運営する相談窓口に電話してみましょう。
『こころの健康相談統一ダイヤル』、『いのち支える相談窓口』が準備されています。
詳細は以下、公式サイト『厚生労働省HP』から確認してください。
相談料は無料ですが、通話料は必要。
なかなか電話がつながらない可能性があるので、根気強く連絡してみましょう。
また、これ以外にもお住まいの地域には様々な電話相談窓口があります。
都道府県・市町村のHPや保健所で調べてみるといいでしょう。
②オンラインカウンセリングを利用する
カウンセリングを受けたいけど、面談は緊張するから嫌だな・・・。
臨床心理士や社会福祉士、精神保健福祉士などの専門家によるカウンセリングで心を穏やかにしたいとお考えの方は、オンラインカウンセリングを利用してはどうでしょうか。
直接面談やビデオでの顔をあわせてのカウンセリングが苦手な方は、電話やメッセージでのやりとりがいいでしょう。
つらい心の悩みに至る前の「愚痴聞き」、「話し相手」としての利用も可能です。
専門家のカウンセリングで活路を見つけていきましょう。
③占い師に相談する
将来どうなるのか、何をすればいいのかを具体的に教えてもらいたい。
将来の見通しに不安を感じる方は、占いを利用するのもひとつの方法です。
各種相談窓口は、話しは聞いてくれるのですが、具体的な道しるべを示してくれない場合があります。
的確な助言や方向指針が欲しい方は、占い師への相談が最適。
袋小路から抜け出す方法を発見できるでしょう。
関連記事『イロハパパの占い鑑定レビューと占い師を選ぶポイント10選』(※別ウィンドウで開きます)
④お寺に相談する
専門家の意見はどれも同じ・・・他の視点から助言が欲しい。
精神修行を積み重ねた僧侶だからこそ、一般的な専門家と違う視点を持っています。
日常の仕事等でストレスを抱えた方の相談先としてお寺を紹介する事業が展開されていますので、利用してみてはいかがでしょうか。
私の実家が檀家となっているお寺のお坊さんも、週末はカウンセリングを受け付けているという話しを聞いた事があります。
昔よりお寺は地域住民の悩み相談所のような機能がありましたからね。
希望の方は、公式サイト『お寺の窓口』で紹介してもらえます。
⑤心療内科を受診する
相談だけでは心の不調が回復しない・・・悪化する一方で。
相談にのってもらっただけでは回復しないという方は、放置せずに心療内科に受診しましょう。
カウンセリングや占いで回復しないようであれば、すでに一歩進んた悪い状況に陥っている可能性があります。
私の経験上、心が疲れ果ててしまうと人の助言の全てが前向きに捉えられなくなりますから。
少し軽いお薬を試して、ゆがんでしまった心の状態を正常に修正しましょう。
症状が軽くなって余裕が出てきた段階で、カウンセリングや占いに移行するのもいいでしょう。
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた①【受診編】』(※別ウィンドウで開きます)
関連記事『心と体の不調が治らないので心療内科に行ってみた②【治療編】』(※別ウィンドウで開きます)
⑥メンタルトレーナー・カウンセラー講座を受講する
精神状態を乱さないように、心を穏やかに保つ技術を身につけたい。
専門家に治してもらう視点だけでなく、自分で自分をコントロール技術を身につけるのも、メンタル回復・維持には有効です。
メンタルヘルスの知識を獲得できれば、心の乱れに自らで対処できるようになります。
また、スキル取得で自分のキャリアアップのきっかけをつかめる可能性も。
心に関する勉強のつもりで受講するのもいいでしょう。
公式サイト『アイディアヒューマンサポートサービス』
他者の経験から突破口を見つけよう!【まとめ】
今回は、『心の悩みは自分の力では解決しない理由とその相談先6選』を紹介しました。
すぐに始められるものから、少し敷居が高いものまで。
みなさまの感じ方は様々かと思います。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
でも、家族や友人に相談しても、適切な助言・協力がもらえなかったり、楽観視されてスルーなんてこともありがちな事。
私の経験からして、自分でイライラを除去しようとしても無駄。
突破口を見つけようと考えるほどに、心は追い詰められてしまいます。
自分の力でどうにかしようと意固地にならず、すぐに適切な相談先を利用しましょう。
「目から鱗」というべき気付きに出会う可能性に期待を込めて。
苦しんだ先にある、新たな自分を想像しつつ、取り組みましょう。
それでは。
以上、弥津でした。