こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
- 貧乏ゆすりをする
- 手遊びをする
- ため息が多い
- 落着きがない
- 鼻や口を頻繁に触る
- やたらと愛想笑いをするなどなど・・・
無意識の「癖」を、周囲から嫌われる前にどうにかしたいですよね。
悪い癖を改善するには、癖のもとになっている原因を探すところから!
自分の癖を指摘されて戸惑っている方に向けて、高齢者分野で多くの『人』と関わってきた私が、その経験から直し方を説明します。
自分の中にある原因に目を向けないと、悪い癖が増えていくかも?
癖を直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
癖とは何か
『癖』とはそもそもどのようなものだと定義されているのでしょうか?
癖(くせ)とは、人が無意識のうちに、あるいは特に強く意識することなく行う習慣的な行動のことである。
引用:wikipedia
無意識、あるいは強く意識せずに行う習慣的行動・・・だから、自分で気付かないはずだ。
ということは、習慣化に至る前の原因があるということ。
癖の改善は、原因を知る事から始める必要がありそうです。
自分の過去に癖を作る要因となったものがないか思い返してみましょう。
悪い癖を指摘されてもやめられない人の2つの原因
なぜ人は、自分一人の力で悪い癖に気付き、改善できないのでしょうか。
- トラウマ・不安感に襲われやすいから
- 反復動作が習慣化してしまったから
改善点を見つける前に、原因は何かについて見ていきましょう。
①トラウマ・不安感に襲われやすいから
自分の癖が出来上がる原因は、『育った環境の中』にあるものです。
とくに、親から受けた影響は脳に刻み込まれます。
親が挑戦心薄い人だったり、自分に対しての厳しさに欠ける人だったりすると、子供にも同じような傾向が出てしまいます。
たとえば、不安感の強い心理は笑い方の癖として表れる時があります。
笑い癖については、関連記事『自分の引き笑い癖を治したい!その改善法を検討してみた』と、関連記事『愛想笑いで印象が悪くなる!笑い癖の理由と治す方法』(※別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
- 子供の時に親や友人・知人から受けた心の傷によるトラウマ
- 過保護に育てられたせいで、大人になっても一人で行動することが不安でたまらない
育った環境がもとになって不安感を払しょくできない人は、知らず知らずに『癖』が出てしまいます。
癖動作は、ストレスを解消する行動なのです。
②反復動作が習慣化してしまったから
「他者が気になる悪い癖」が出てしまう理由は、昔からの反復動作が習慣化してしまったことが考えられます。
私の職場にいる「鼻をやたらと触る癖」のある職員Aさんを例に説明します。
Aさんは焦った時や緊張した時、鼻に指を入れる癖があります。
私はその理由をネットで調べてみたところ、幼い当時の行動が習慣化したことが一因にあるのではないかという結論に至りました。
Aさんは子供の時から慢性鼻炎に苦しんでいたようで、鼻のムズムズ感に悩まされていたようです。
鼻に指を入れると一時的な『快感』を得られます。
鼻を触る快感はストレス解消に応用され、長年の反復を経て習慣化したのではないでしょうか。
条件反射として行う域に到達すると、指摘されても自覚できません。
長年刻み込まれた癖は、指摘されても条件反射として出てしまうので、すぐに直すのは難しくなります。
悪い癖の改善法5選
以上のような原因がある分かったところで、それを改善する方法についてお話しします。
- 反省の癖をつけよう
- トラウマから解放されよう
- 癖の一覧を作ろう
- 癖が出たら指摘してもらおう
- 自分を知るツールを使おう
ポイントは、『自覚と意識』。
①反省の癖をつけよう
自分の悪い癖に気づかない人は、「自分には問題点がない」と思い込んでいる傾向があります。
自分を顧みれない人は、自分の癖にも関心を持てないでしょう。
「反省」がないところに、悪い癖が定着しやすいと理解を。
「私は完璧」と思いやすい性格の人は、悪い癖の宝庫の可能性が・・・。
「反省する癖」をつけるから始めましょう。
②トラウマから解放されよう
親や友人・知人から受けた過去のトラウマに苦しんだままでは、悪い癖から脱却できないかも。
トラウマのある自分が「可哀そう」と自己擁護し過ぎると、癖に逃げ込む習慣から逃れられません。
いつまでも過去を引きずるのはやめましょう。
悲劇のヒーロー・ヒロインになっていないか、自分の心に問いかけてみて下さい。
過去を振り返らず、成長した今の自分に目を向けましょう。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
③癖の一覧を作ろう
癖のない人は一人もいないと考え、自らの癖の自覚を図ると効果的。
自分の行動に関心を持って、癖だと気付いたものをノートに記載する作業をしてみましょう。
自分の癖を一覧にして可視化。
文字として確認することで、脳に「してはいけない事」として意識付けが出来ます。
何度も文章として目にすれば、徐々に脳が反射的に悪い癖として認識できるようになるでしょう。
自分で気付かない癖については、家族や友人、同僚に聞くといいです。
関連記事『ため息癖は危険?ため息が多い人の理由と改善法』(※別ウィンドウで開きます)
④癖が出たら指摘してもらおう
悪い癖は長年の無意識行動ですから、自分ひとりの力では改善できないかもしれません。
そのような場合は、他者の力を借りるといいでしょう。
周囲の人に「悪い癖を直したい」と説明し、チェックしてもらいましょう。
癖が出た時は遠慮なく指摘するようにお願いするように。
他者から指摘されると思えば、自然に注意する意識ができますよね。
脳に少しづつ禁止行為だと覚えさせましょう。
⑤自分を知るツールを使おう
自分に自信がない、周りを過剰に気にしているといった事が悪い癖に繋がっている場合が多くみられます。
それを防止するためには、まずは「自分を知ること」。
自分のことでも気が付かないことばかり。
自分が何をしたいのか、どのような状態なのかを把握できれば、自覚を促せますよね。
自分を軸にした生き方に変われば、自らに自信がつき、悪い癖が改善されます。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
これにより、これまであまり意識できていなかった自分の「理想の未来」や「潜在的な欲求」が見えてきます。
ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
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【まとめ】
ここまで、『悪い癖を指摘されてもやめられない人の原因と改善法4選』と題してお話しさせていただきました。
悪い癖は、自分の人生のクセそのものなのかもしれませんね。
ある意味、過去から停滞しっぱなしで成長できないままとも言えそうです。
【この記事のまとめ】
自分の癖を把握して、自己改革に取り組みましょう。
私と共に自分の悪い癖を見つめていきましょうね。
長年の癖から解放されれば、人間関係改善だけでなく、自らの精神成長にもつながるでしょう。
それでは!
以上、弥津でした。
他者から悪い癖を指摘されたけど、やめられない。
どうしたら改善出来る?