こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
日頃『仲間』だと思っていた人たちから、冷たい対応をされるとショックやらイライラやらでやりきれないですよね。
日頃仲良くしてくれている人でも、面倒そうな出来事が目の前で起きていると、逃げ癖が出てしまう時が・・・。
困難な状況を目にしたときの反応で、本性って見破れますね。
仲間たちの信頼度が理解できたと考え、ショックな出来事をプラスに捉えましょう。
裏切られた感覚になってイライラした時にどう考えれば、心を鎮められるのかを説明します。
難しい方法ではないので、参考にしてみてください。
仲間と相思相愛ではないと分かった時の悲しさ
職場やプライベートで仲良くしている人に対して、自然に『仲間意識』が出来てきますよね。
仲間だと思うからこそ、自分が困難な状況になったら助けてくれるはずだと期待を持ってしまいます。
でも、期待通りに行かないのが人間関係というもの。
特に、仕事では様々な困難な状況に陥るので、真の仲間なのかどうかが問われる場面に遭遇しやすく、時にがっかりさせられる事も多いでしょう。
助けてくれず、仲間と相思相愛ではないと分かった時の悲しさというと言い表せないですよね。
しかし、助けてくれない人には「ある理由」があります。
それは
もともと人に備わっている『自己防衛本能』。
防衛本能が強い人は、自分を守ることにしか思考が働かず、助けるべき人に手を差し伸べられなくなるのです。
仲間から裏切られた気分になった私の体験談
ここからは、窮地を理解されず、仲間から見放された私の経験談をお話しします。
他者のせいにするケアマネにイライラ
私が普段通りに仕事(ケアマネジャー業務)をしていたある午後の事・・・一本の電話が入ります。
相手はうちの近くにある他ケアマネ事業所に勤務するA子さんです。
要件はというと
私への苦情が多い高齢者さんとその家族に困っているんです。
私もこれ以上は対応できないので、担当をおりたいと思っています。
そちらに、引き継ぎをお願いしたいです。
このような内容でした。
聞けば、関わってきた高齢者とその家族が、Aさんや行政に対して苦情を訴え続けていると言います。
自分では対処できないので、他の事業所に担当引き継ぎをお願いしたいということです。
しかし、そのような話を聞くと、トラブルの原因は何なのか把握しておきたいですよね。
理由が分からず、引き受けるとかできないもの。
ですから、私はケアマネA子さんに尋ねました。
どうして苦情ばかり言うんでしょう?
何かきっかけや理由でもあったんですか?
すると、そのケアマネA子さん・・・
え?
特に原因なんて無いと思いますよ。
もともとがクレーマーなんですよ。
もともとクレーマー!?
丸投げ&逆ギレされた私
原因を考えず、「もともとクレーマー」で終わらせようとするA子さんの態度に違和感だらけ。
さらに、Aさんは引き継ぎ方もずさん。
私が一緒に訪問すると相手が興奮するかもしれないので、そちらで連絡して訪問してもらえますか?
お任せします。
??!!
完全なる『丸投げ』や!
その方の充分な情報がもらえない状態で、どう引き継げと?!
勝手すぎるやろ!
と思い、イライラしてきた私。
しかし、ここからさらに驚きの態度。
本当の「もともとクレーマー」はこのケアマネA子さんなんだろと思ってしまう、逆ギレを見せます。
詳しい状況・情報がないと、引き受けが難しいと答えると、ケアマネのスイッチが入りました!
うちはそちらの事業所からの引き継ぎを以前、気持よく受けましたよね!
なのに、なぜうちからのお願いには応えてくれないんですか!
コノヤローー!!!
てめえは何様なんだ!!!
イライラがピークに達した私は、Aさんの言動に対してあれこれと指導をしてしまうのでした。
私を疑う同僚たちに失望
最終的には
もういいです!
他の事業所に頼みますから!
そういって電話をガシャン!
そして、電話の様子を見ていた同僚たちは・・・。
明らかに『引いている感じ』が私に伝わってきます。
私はAさんの理不尽な言動を細かく同僚に説明しました。
『仲間』である同僚たちは私を擁護してくれると期待しての全身全霊での説明でしたが、答えは私が考えていたものではありませんでした。
弥津さんからAさんに謝った方がいいよ?
えぇ!?
俺が謝る?
と、どこか私を責める同僚たち。
どんなにケアマネA子さんの横柄さを説明しても
仲良くしてもらわないと、これから私たちがAさんと付き合いにくくなる〜。
私の話しを聞いてくれる同僚は皆無・・・そして、知らん顔するリーダー。
自分のことばかり考えてる人だらけだな。
こんな職場じゃ働けんわ。
相手ケアマネへの怒りに加えて、自分の味方になってくれない同僚たちにも怒りが込み上げ・・・・仲間から裏切られた感覚になり、ショックで苦しくてたまりませんでした。
関連記事『仲間を増やしたい人必見!自分の中にある常識の疑い方4選』(※別ウィンドウで開きます)
仲間から助けてもらえなかった時のイライラを鎮める3つの考え方
私の結論としては、
日頃仲良くしているから、即仲間だと考えないこと。
そして、以下の点を意識することで、ショックとイライラをおさるように。
- 今後は自己防衛が強すぎる人を仲間だと思わない
- 信頼できるかできないかの判断が出来た事を良しとする
- 他者を気にせず自分を軸にして生きていく
仲間から助けてもらえなかった時のイライラを鎮める考え方を説明します。
①今後は自己防衛が強すぎる人を仲間だと思わない
前述のように、人には自分を危険から守る『防衛本能』が備わっています。
防衛本能が強すぎる人は、他者を助ける前に「自分に不都合が降りかかること」を嫌います。
人のせいで自分の立場が危うくなるのが怖いのです。
誰でも防衛本能はありますが、コロッと意見が変わって簡単に仲間を見捨てて寝返る・裏切るような人は、本能が過剰と思います。
ともに相手の間違いをただすことで、自分の立場をより良くすることだってあります。
面倒ごとが起こると、日頃仲良くしていた者への態度を真逆に変えられる人は、信頼できないどころか恐怖すら感じる私。
そこで私は
今後は自己防衛が強すぎる人を仲間だと思わない。
と決めたのでした。
付き合って自己防衛過剰だと感じた人には、「仲間だと思ってはいけない人」として警戒するのが得策だと思うのです。
それによって、無駄に期待して裏切られ、そしてイライラすることなく、心穏やかに過ごせるようになるのではと考えました。
②信頼できるかできないかの判断が出来た事を良しとする
他者の窮地を目にした時の態度に、その人の『本性』が表れるもの。
でも、ぎゃくにいえば、自分が窮地にならなければ、周りの人の本性は見えないままということ。
周りの人たちが信頼できる仲間なのかと把握するために、必要な「辛い出来事」だったと考えるようにしました。
ようするに、ショックでイライラはしたものの、結局は
周りの人たちが本当に信頼できる人なのか、できない人なのかを判断することが出来たので良しとする。
無警戒に仲間だと思い込むと、きつい思いをするのは自分ということ。
「辛い出来事だったが無意味じゃない」と考えるようにしました。
それによって、周りの人と自分の心の距離の適正化が行われ、無用な期待もなくなるでしょう。
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心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
③他者を気にせず自分を軸にして生きていく
周囲の人に期待しても思ったように協力してくれない事は、結局のところ「よくあること」。
他人に期待し、一喜一憂する生き方をしているからこそ、イライラがおさまらないとも言えますよね。
それであれば、他人を軸とした生き方から卒業しましょう。
他人を気にせず、自分を軸として生きていきましょう。
自分に集中できるようになることで、心にゆとりを持てるように。
そのためには、自己覚知に有益なツールが必要。
私がオススメする下記ツールを活用すれば、『自分軸』で生活出来るようになります。
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ジャマな『他人軸』を排除して他に影響を受けずに自分にまっすぐに生きられるようになりましょう。
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【まとめ】
今回は「仲間から助けてもらえなかった時のイライラを鎮める2つの考え方」と題してお話しさせていただきました。
裏切られた時の心の解決法については、関連記事『人間不信を防ぐ!信頼していた人に裏切られた時の対処法』(※別ウィンドウで開きます)でも説明していますので、参考にしてください。
これはあくまで個人の見解ですが、日頃は親友のようにしていても、あなたが苦しそうにしている時に逃げるようなやつは、その日を最後に友達をやめるべきだと思う私です。
もともとが上辺だけで、心が繋がっている関係ではないですから、今後も裏切られる可能性大ですからね。
そこで、私は信頼できる人をこう仮定しました。
窮地の時に「肯定してくれる仲間」は信頼できる。
批判の矢面になっている人の肩を持つのは勇気がいること。
だからこそ、肯定してくれる人は真の仲間と認定していいのではないかと思います。
みなさんも信頼できる仲間かどうかを見極めながら、良い人間関係を築きましょう。
それでは。
以上、弥津でした。
窮地に陥っているのに仲間が助けてくれなかった。
ショックとイライラをどう鎮めたらいい?