こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、自分の会話中の癖で会話のキャッチボールが上手くできているか気になる方がいるでしょう。
会話のキャッチボールがうまく出来るかは、『いかに心を冷静に保てるか』。
そして、『適度な相づち』がポイント!
会話のキャッチボールを上手に行えるようになりたい方に向けて、仕事で長年の相談対応歴がある私がその経験からコツを解説していきます。
難しいコツではありませんので、会話のキャッチボールをどうすれば円滑にできるか早速見ていきましょう。
会話が上手は人ってどんな人?
私が思う会話の上手な人は『相手の言葉をしっかりと受け止められる人』。
こちら側がなめらかな口調で、一方的なエンドレストークしたって、『会話』にはなっていませんよね。
私も「話す」、「聞く」のバランスがちょうどいい人になりたいという方。
会話においてのNGな特徴を消し去って、会話のキャッチボールができる人を目指しましょう。
会話のキャッチボールができない人の特徴2つ
では、どのような特徴があると、会話のキャッチボールができない人になってしまうのか?
- 人の話を最後まで聞かずに話し出す
- 否定・打ち消しの言葉をやたらと使う
「これは改めるべき」という、具体的特徴を2つご紹介します。
①人の話を最後まで聞かずに話し出す
「会話は、キャッチボール」。
ボールを投げたら、次は相手のボールを受け取る為に構えて待つ。
会話のキャッチボールができない人は、相手の『投げるボール(言葉)』を待ちません。
相手の話している途中であっても、無理やり割って入って、自分の頭に浮かんだ言葉という『ボール』を投げ続けます。
実際にキャッチボールをする時、相手から何球ものボールを一度に投げ続けられたらどうなりますか?
捕球できませんし、何球かはあなたの体にぶつかるでしょう。
一方的に投げかけられる言葉は、このボールと同じくらい、ぶつかると「痛い」。
会話のキャッチボールの基本的ルールは、相手が受け止める体勢に入っていることを確認して、言葉をいうボールを投げる事。
会話には
- 「投げかけ」
- 「受け取り」
の二つを意識する事が必要。
言葉を投げかける時は、相手に受け取り体制が出てきているかを確認する事が大切ですよ。
会話のキャッチボールのルール『ボールは一つしかないとイメージする』こと。
一球、自分の意見を投げかけたら、次は黙って相手の返球を待ちましょう。
円滑な会話は、実際のキャッチボールを想像しながら行うと上手く行きます。
ポイントは、「自分が一言話したら、相手の返事を黙って待つ」。
②否定・打ち消しの言葉をやたらと使う
否定・打ち消しの言葉とは、例えば、人から労をねぎらわれても、「いやいやいや、大丈夫!」と言う余計な『いやいや』。
または、仕事で「家族の人から電話あったって言ってたよね?」と確認で聞き返したら、「違う違う違う。息子さんから」・・・なんて『違う違う』を連発する人。
その打ち消し言葉、必要?
一般的に、否定・打ち消しの言葉を言ってしまう癖のある方には、以下のような性格の特徴があると言われています。
【否定・打ち消しの言葉が口癖の人】
・意見を押し通したいという欲が強い
・自分に自信がない
・完璧主義者
以上の傾向は、「人の話を聞かない」という良くない特徴につながりやすくなります。
自分自身に否定・打ち消しの言葉をいう、会話中の癖がないかチェックしてみましょう。
悪意のない否定・打ち消しの言葉癖でも、投げかけられる相手としては、自分を否定されたようでかなり不快になります。
余計な言葉を足さずに、素直に「あなたの事を受け入れていますよ」って姿勢で、会話をすることは重要だと心得ましょう。
関連記事『自分の口癖に気付いてる?会話中に多用しがちな注意フレーズ7選』(※別ウィンドウで開きます)
会話のキャッチボールができない癖の直し方
前の章でお話した2つの特徴をNGだと意識するだけでも、充分会話のキャッチボールができるようになります。
しかし、さらに会話が円滑にできるようになる方法があります。
- 上手な相づちをマスターする
- 自らの会話を録音して聞く
- 上手な話し方を体験する
①上手な相づちをマスターする
会話のキャッチボールができない人は、相づちが苦手です。
しかし、相づちは円滑な会話に大変重要なもの。
- 「あなたの話に興味がありますよ」
- 「しっかりと聞いていますよ」
という意思を示すことで、相手に大きな心地よさを与えます。
相づちが上手であれば、会話のキャッチボールもうまくいきます。
「相づちを打ちながら落ち着いて人の話を聞く」を日頃から意識し、マスターするようにしましょう。
②自らの会話を録音して聞く
自分の会話の癖は、自分の耳には入ってきません。
自分の会話時の癖を客観的に把握するため、スマホのボイスメモ機能を使って録音してみましょう。
地声を聞くのは勇気がいることですが、愛想笑い癖や人の言葉を遮る癖など、会話時の問題点に多々気づけます。
悪い癖を自覚して、会話のキャッチボールの重要性を理解しましょう。
また、愛想笑いが過剰な人は、関連記事『愛想笑いで印象が悪くなる!笑い癖の理由と直す方法』(※別ウィンドウで開きます)で直し方が分かりますよ。
③上手な話し方を体験する
他者との会話経験の多い人と接してみると、上手な話し方が自然と身につくことがあります。
たとえば、カウンセラーと会話のやりとりをしてみるとか。
オンラインカウンセリングを体験し、プロの会話のノウハウを吸収してみましょう。
自らの心が癒されるうえに、上手な会話のキャッチボールの仕方も体験できます。
心のモヤモヤ・イライラが改善できるサービスを、こちらの記事で提案しています。
心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
④自分を知る
イライラしやすい自分の傾向を知ることも重要です。
相手の事を非難してばかりでは何も解決しないもの。
時に自分の傾向を理解することも大切です。
意外と自分の側に問題があるってことも・・・自分を知って心が軽くなる為にプロの力を借りてみてはどうでしょうか。
自分を知るための「自分軸」。
心を豊かにするために取り入れてみてはどうでしょうか。
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【まとめ】
今回は「会話のキャッチボールができない人が持つ2つの特徴とは」と題してお話してきました。
今日からでも出来る、会話のキャッチボール矯正法はこちら。
- 会話のキャッチボールができない癖の直し方
- ①上手な相づちをマスターする
- ②自らの会話を録音して聞く
- ②上手な話し方を体験する
- ④自分を知る
会話中に落ち着きを失うと、相手を不快にさせる言動をしてしまいがちになりますから。
「大人らしい会話」ができるように、私と一緒に気をつけていきましょう。
それでは!
以上、弥津でした。
円滑に会話のキャッチボールができるようになりたい!
どうしたらいい?