こんにちは、社会福祉士ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、素直に話を聞いてくれない人にお悩みの方がいるのではないでしょうか?
相手への配慮をみせて助言すれば、必ず受け入れてくれます!
アドバイスに耳を傾けてくれない人への対応にお困りの方に向けて、私の経験からお答えします。
こちらがイライラせずに、相手の性格や心理、そして対処の仕方が身に付きます。
素直に聞いてくれない人を責める前に、一度自分の『言い方』を振り返ってみましょう。
簡単な注意点さえ理解すれば、上手くいきます。
アドバイスに反抗される私
困っていそうな同僚や友人をみかけると、余計なお世話をやきたくなる私。
あれこれとアドバイスをするのですが、相手の反応は悪い。
なぜ、素直に「ありがとう」の言葉が帰ってこないのだろう・・・。
そんな事分かってるよ
心配しなくていいから
余計なことしないで
What!?(なぬ!?)
相手のためだと思ってアドバイスしたのに、私の虚弱なハートにグサッと刺さる言葉が送り返されてきます。
相手にとっては「余計なお世話」なのかもしれませんが・・・。
私の言い方と態度に問題でもあったのでしょうか?
相手がアドバイスを素直に聞けないのには何か理由があるはず。
まずはこちら側のアドバイスの仕方などが適切だったのかを省みるところから始めましょう。
アドバイスが受け入れられない2つの理由
人はいつでも助言を求めているわけではありませんから。
ときには
「小さな親切、大きなお世話」
私の助言の仕方に問題があったのではないかと振り返ってみました。
素直にアドバイスを受けることができない理由は何だったのでしょうか?
- プライドを傷つけてしまった
- 助言のタイミングが適切ではなかった
①プライドを傷つけてしまった
誰でも他者の作ったレール通りに走らずに、「自分の判断で行動したい」という欲求を持っています。
迷ってそうにみえても、すでに自分なりの方向性は決まっているもの。
そして、自分の思いとは違う助言は「余計な口出し」。
自分の方向性を変えることは、大きなストレスのかかること。
ストレスを与える人は、敵だと判断されることも。
それに
自分で決められるのに、公然で助言をもらう・・・人によっては、恥をかかされた感覚になるのでは。
それが「小さな親切、大きなお世話」的な反応になる原因。
アドバイス自体が、親切の押し売り。
自己決定をダメ出しし、プライドを傷つけてしまった のではないでしょうか?
プライドについては、関連記事『自ら孤独を招いていない?人や物事の好き嫌いを減らす方法3選』(※別ウィンドウで開きます)で説明しています。
②助言のタイミングが適切ではなかった
アドバイスには適切なタイミングがあります。
相手にとって突拍子のないタイミングでのアドバイスは、危機感を覚えさせます。
アドバイスはいつでも有益ではないもの。
相手の求めていない一方的なタイミングでのアドバイスは「攻撃」となります。
助言を受ける人に心の準備が出来ているかを考えましょう。
- 相手が恥をかかない状況なのか
- 助言が欲しいと相手が求めているのか
- 意見を欲しているのか
アドバイスを要求しているのかどうかを見極めましょう。
いきなり飛んでくる助言は、結構驚くものです。
関連記事『人を怒らせてしまう話し方は?他者と円滑に会話するポイント4選』(※別ウィンドウで開きます)
アドバイスを聞き入れてもらうためのポイント3つ
相手の立場を考えない助言はNG。
ここからは、アドバイスを上手に聞き入れてもらうための3つのポイントを説明します。
- 最初に労をねぎらおう
- 感情を吐き出してもらおう
- 相手の喜怒哀楽に合わせよう
これらを意識するだけで、「アドバイスの棘」が取り払われるでしょう。
①最初に労をねぎらおう
助言を「攻撃」と取られないようにするには、まずは「味方」であると伝える必要があります。
最初に、相手の労をねぎらいましょう。
- 「さっきはよく頑張ったね」
- 「今日までよくやってると思うよ」
- 「いつも感心させられるよ」
といった、相手の努力を認めてあげる言葉を最初に伝えましょう。
褒め言葉が最初に投げかけられることで、相手の心はほぐされます。
褒められると、人はすぐに心が開かれるものです。
こちらの言葉を素直に受け入れてもらうための心の準備をしてもらいましょう。
②感情を吐き出してもらおう
相手の心が開いたとしても、アドバイスをするのはまだ早いです。
次に、感情を吐き出してもらいましょう。
- 今、どのような事にイライラしたのか
- どのあたりが嬉しかったのか
- 悲しい気分になった理由は何か
など、溜まっている感情を吐き出してもらい、アドバイスを注入できる心のスペースを作ってもらいます。
心がすっきりしたところで、相手には余裕が生まれます。
③相手の喜怒哀楽に合わせよう
こちらの言葉が素直に受け入れてもらえない原因は、喜怒哀楽を共有できていない事が考えられます。
そこで
相手の喜怒哀楽をコピーして話すように心がけましょう。
味方だとして心を開き、そして感情を吐き出して余裕をつくってもらえば、あとは喜怒哀楽の共有。
ここまですれば、多少きつめのアドバイスでも受け入れてもらえるでしょう。
助言を突然投げかけるのではなく、こちら側が受け入れる体勢を作ってあげる意識が重要。
そうすれば、機嫌をそこねることなく、助言を聞いてもらえたのではないでしょうか?
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心をすっきりさせたい方は参考にしてみて下さい。
関連記事 『在宅で取り組める心のモヤモヤ・イライラを改善する方法まとめ』(※別ウィンドウで開きます)
自分軸で生きる事でアドバイスに説得力を持たせよう
アドバイスを聞き入れてもらうためには説得力は大切ですが、そのためには自己肯定感を高めるが必要です。
関連記事『人から馬鹿にされて悔しい!馬鹿にされなくなる5つの方法とは』(※別ウィンドウで開きます)
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【まとめ】
今回は「アドバイスを上手に聞き入れてもらうための3つのポイント」についてお話ししてきました。
私が良かれと思ってしていた助言には「棘」があったのだと思います。
「アドバイスの棘」をとるためには
【この記事のまとめ】
丁寧に相手の受け入れ体勢を作ってからアドバイスをするようにしましょう。
私も十分に気を付けて、同僚・後輩と接していこうかと思いました。
それでは!
以上、弥津でした。
同僚・後輩が素直にアドバイスを聞いてくれない。
どうすれば上手く行く?