こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、素直に話を聞いてくれない人にお悩みの方がいるのではないでしょうか?
でも、大丈夫です!!
この記事で分かること
- アドバイスに対して反抗的な態度をとってしまう人の「理由」。
- 相手のその場の感情に合わせて助言をすることで受け入れられる度合いが増します。

アドバイスに耳を傾けてくれない人への対応にお困りの方に向けて、私の高齢者勤務経験の中からお答えします。

というわけで、今回は『素直にアドバイスを受けることができない人との接し方のポイント』について説明していきます。
アドバイスが『心に刺さるキツイ指摘』にならないように注意すれば、必ず受け入れてくれます!
こちらがイライラせずに、相手の性格や心理、そして対処の仕方が身に付きますよ。
素直に聞いてくれない人を責める前に、一度自分の『言い方』を振り返ってみましょう。
簡単な注意点さえ理解すれば、上手くいきますよ。
想定外の反抗的態度に傷ついた経験はありませんか?
困っていそうな仕事の同僚や友人をみかけると、余計なお世話とは思ってもアドバイスをしたくなります。
でも、そんな時・・・なぜか、相手から素直に「ありがとう」の言葉が帰ってこない時がありました。

そんな事分かってるよ

心配しなくていいから

余計なことしないで

What!?(なぬ!?)
相手のためだと思って教えてあげたのに、ハートにグサッと刺さるような言葉が送り返されてしまった経験はありませんか?。
助言したのに、ケンカや険悪な関係になるきっかけになるなんて残念すぎますが・・・。
まぁ、私の「独りよがり」なのは自覚あるんですけどね・・・。
素直にアドバイスを受けることができない理由
「小さな親切、大きなお世話」
こんな言葉がありますね。
基本的に、親切にされると誰しも幸せな気分になるもの。
でも、四六時中、アドバイスって欲しいものではありませんよね。
プライドを傷つけてしまった
誰だって他者の作ったレール通りに走らずに、「自分の判断や経験を元に行動したい!」という欲求を持っています。
プライドは全員持っているものです。
プライドとは「思い上がり」「高慢」といった意味だけではなく、自分の仕事、判断などに「自信と誇りを持つ心」という意味でも使います。
言い換えれば、『自負心』です。
子供でも大人でも、「自我」を持っています。
「自立したい」という思いがあり、本来は余計な口出し無用なのです。
そのような点から分かるのは「素直に人の話を聞く」という事は、自我の背く事と言えるので、とても難しい話だという点。

特に、黙々と懸命に頑張っている人には、困ってそうだからといって勝手なアドバイスをすると、反発という形で返ってきやすいので注意が必要。
それが「小さな親切、大きなお世話」的な反応になる原因です。
親切の押し売りになっていないか・・・。
相手のプライドを意識してあげないと、せっかくのアドバイスも関係悪化のきっかけになってしまいますね。
助言のタイミングが適切ではなかった
相手が成長するためと思ってアドバイスしても、された相手が自分を「否定された!」と感じれば、拒否的言動が出てしまうことが分かりました。
また、相手にとっては「自分が下に見られている」という印象を持つこともあります。
アドバイスはいつでも有益ではないもの。
出すタイミングや言い方、こちら側の一方的なアドバイスは攻撃とみなされます。
こちらとしても、自分のアドバイスが相手にとって痛いものではないのかに気をつけましょう。
では、そのタイミングなどのアドバイスのコツについて、次でお話しさせていただきます。
素直にアドバイスが受けられない人との接し方3つ
アドバイスを自分勝手に投げかけてはいけない事を、ご理解いただけたかと思います。
誰が相手であっても「素直に話しを聞き入れられる状況作り」を行わないことには、アドバイスが関係悪化のきっかけになるリスクは減りません。
それには、以下の3つのポイントがあります。
最初に相手の労をねぎらう
こちら側からの助言を「攻撃」と取られないようにするには、まずはこちらが「味方」であると認識してもらう必要があります。

「さっきはよく頑張ったね」や「今日までよくやってると思うよ」といった、相手の努力を認めてあげる言葉を、最初に投げかけてあげましょう。
褒め言葉が最初に投げかけられることで、相手の心はほぐされます。
誰が相手であっても、褒めてくれる人には友好的な姿勢になるものです。
このように、「私は敵じゃないよ。味方だよ」という姿勢で入る事を心がけましょう。
相手の心の扉を開いて、こちらの言葉を素直に受け入れさせるには、相手の努力や苦悩を認めること。
あなたの言葉を「ダメ出し」と取らずに、ありがたい忠告ととってくれる環境が整います。
アドバイスする前に「まずは褒め言葉から入る」と、覚えておいてもいいでしょうね。
相手の感情を吐き出してもらう
最初に相手の心をほぐす事ができたら
さっきまでどれほど辛かったのか。
逆に、うまく行ったと思う点は何だったのか。
話しているうちに、愚痴、自分に対しての不満・・・いろんな感情が出てきて、相手の心境が見えてきます。
その感情は、「怒り」なのか、うまく出来ない自分への「嫌悪感」なのか。
その相手の「空気」を察することで、アドバイス今すべきなのか、ここは控えておくべきなのかが分かります。
アドバイスを素直に受けられない人には、特に相手の感情を読んでタイミングを選ぶ必要があります。
相手の感情に合わせる
あなたは吐き出された相手の「感情」に合った態度でアドバイスができていますか?

こちら側目線で気付いたことを、感情任せでアドバイスしているのでは誰でも聞き入れてくれません。
特に、自分に自信があったりする、素直にアドバイスを受けられないタイプの人は、自分の思いと違うアドバイスが投げかけられると猛反発します。
同じ感情を持っている相手を見ると、親近感が湧きますね。
その後も、助言を素直に聞いてくれる心の繋がりができあがりますよ。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は「素直にアドバイスを受けることができない人との接し方のポイント」についてお話ししてきました。
対人関係のイライラが治まらない方はこの記事も参考にしてみてください。
【この記事のまとめ】
よかれと思ってしたアドバイスは「何でも受け入れられるべきだ」というこちら側の一方的な考えはなくす!
アドバイスが『心に刺さるキツイ指摘』にならないように注意!
助言するにもされるにも「心が揺れ動く」ことへの意識が必要ですね。
助言を受ける側はたとえそれが前向きな助言であっても、心の衝撃がそれ相応にあるということです。
それでは!
以上、弥津でした。