自己愛が強すぎる人の特徴と問題点。その攻略法を知ろう

2018年9月1日

こんにちは。何をしても自分がダメ人間だとしか思えない、自己愛の弱い弥津です。

今回は私のある経験から、自己愛の強すぎる人特徴問題点を整理し、どうすればそういった人を「攻略」できるのかを、私なりに結論付けてみたいと思います。

『自己愛』とは「自分を肯定し、愛する事」です。

それは、誰しも持っている「自然な愛情」。


しかし、自己愛も強さの度を越すと、ナルシシズム(narcissism)へと進んでいきます。

ときには、「うぬぼれ」や「自己陶酔」と同じ意味で用いられることも。


この傾向が強くなると、自己愛が原因で他者に不快感を与えたり、心を傷つけてしまうことがあります。

まずは、自分の持っている自己愛が他者を攻撃してしまうほど強くないか、自己確認していきましょう。

私の「自己愛強すぎな人」に関する経験

ここでは、私の「自己愛が強過ぎな人に関する経験」をご紹介します。


ある日、私と同業者の居宅支援事業所のケアマネジャーから、「ちょっと相談があって・・・」とアポなし来所で相談を受けました。


担当している高齢者さんが自分を拒否するので担当を変わってもらいたいとのこと。

そこで「男性ケアマネならうまく行くのでは?」と、事業所内での話が出た結果、私に白羽の矢がたったというわけです。


私は利用者さんにどのような傾向があるのかを事前把握しておきたいので、ケアマネに尋ねたのですが、全て「利用者に性格的な問題がある」といった返答でした。


そのケアマネは「自分は精一杯やっているので、上手く行かない原因は自分にはない」 、「一生懸命やっている自分を受け入れない高齢者側が悪い」 ときっぱり。

そして、私に引継ぎ訪問なしで、直接ご本人・家族と面談して契約してこいという始末・・・。


普通、そんなずさんな引き継ぎはありえません。

当然、私も「まずは、そちらが本人、家族に引き継ぐ件を説明をしてから、私に話をもってくるべきでは」と返答するのですが・・・すると。


「何で?! そんな言い方をする人だと思わなかった!! ショックです!!」

突然、怒鳴り出す!


え!!?
ちょっと、意味分かんないんですけど・・・(汗)。


その後も、「自分の対応は間違っていない! 分かってくれない周りの人が悪い」という露骨な自己擁護の応酬と、無条件に引き継ぎに応じない私への批難。


そして、「他のケアマネさんに依頼します! 頼れる人だと思ったのに!」と捨て台詞を吐き、利用者情報をしまってさっさと帰っていきました。


異様なまでの『頑張っている自分は完璧』という自信・・・。


自分を必死に擁護しようとする「過度な自己愛」

そこで私は、今後は自己愛の塊のような人に振り回されない為に、その対策を講じたい思ったのでした。

自己愛が強すぎる人の良い特徴4つ

自己愛の強い人にも、良い特徴はありますよね。

まずは、良い特徴を4点見ていきましょう。

興味深々な事にはものすごく協力的

自分にとって興味深々な事には、人一倍協力的です。


例えば、仕事で自分の知らないジャンルの経験が積めると分かると、積極的に参加してくれたりします。


ときに、メンバーが足りずに困っている時には、とても頼もしい存在になってくれます。


大好きな自分自身に大きなメリットがあると分かると、労は惜しみません。

時にもの凄く共感してくれる

例えば、他者が可哀想な目にあった経験など、自分と他者が同様の悩みを持っていると分かれば、強い「共感」を示し、良き理解者になってくれます。


他者と同じ苦しみを共有できるので、自分自身の過去の傷を癒す機会にもなるのでしょう。

アウェイな場でもよく話しかけてくれるので助かる

多少アウェイな場であっても、出会えば物怖じせずに話しかけてくれます。


知っている人がほとんどいないミーティングや会議・研修会などで、たくさん話しかけてくれるので、「心の救世主」になってくれる時があります。

自分に自信を持っているので、自己主張したくてたまらないという性格が、物おじしない傾向を作っているのでしょう。


こちらの話しはあまり聞いてくれないかもしれませんが、無言が苦しい状況では大いに助けになるでしょう。

褒めると素直に喜んでくれる

自己愛の強い人は、自分自身と同じように、他者にも愛して欲しいと求めています。


ですから、他者が自分を「素晴らしい!」と褒めてくれると、素直に喜んでくれます。


そして、褒めてくれた人には、恩を長く感じてくれることが多く、悩んでいる時には心の支えをかって出て来てくれる人もいます。

自己愛が強すぎる人の問題点7つ

次に、自己愛が強すぎる人の問題点について。

良い点より問題点の方がすごく多くなってしまいますが・・・。

自分の全てが完璧だと錯覚

「自分が一番頑張っている」、「私も精一杯やっている」と堂々と公言します。


仮に、自分が手を抜いていると自覚があっても、絶対的に認めずに「精一杯頑張っている」と主張します。

嘘をついてでも「私は間違っていない!」と、周囲の人達に納得させようとします。

そして、常日頃から謙虚さが欠けている言動が目立ちます。


「私はパーフェクト!! 他人の不手際のせいでいつも私が苦しい状況の置かれてしまう!!」と、他者の責任にする傾向が強く出ます。

他者を見下す言動

自分の能力の高さに陶酔しているので、他者は必ず自分より劣っていると思っています。


「私は〇〇年以上、この業者にいるから詳しい」なんて言って、経験豊かさを「時間の長さ」で主張するパターンが多く見られます。


自分の本当のレベルが分かっていないので、ただ背伸びしているだけの哀れな人と思われてしまいます。

他者からの助言や提案は否定する

自己愛の強い人は、他者からの提案、助言を受け入れることが『苦手』です。


相手がスキル向上のために必要な情報を伝えてくれているのに、なぜか「批判されている!」と捉えたりします。

一見、他者の助言・提案を飲み込んだように見えても、実際の行動は自分のやりたい事そのもの。

結局は、何も参考にしていません。


「私の考えは最高」っていう基本スタンスがあるからだと思われます。

少しのトラブルでもパニックになりやすい

自己愛が強いからといって、どしっと構えているのかというとそうでもありません。


自分自身にピンチが訪れると、パニックになって冷静さを失います。

自分の犯したミスに対しては、それをもみ消す為に過度な「自己擁護」に走ります。


完璧な自分がミスっているところを、他者にみられたくないという心理があるからです。


失敗を笑って済ませる懐の大きさがないので、自己愛の強い人は自分のピンチを「他者のせい」にしてしまいます。

矛盾の多い作り話や嘘を言う

自分に対する過剰な擁護はあるので、自分にとって都合のいい作り話や嘘を悪気もなく、口にしてしまいます。

先程の例のように、「〇〇さんの判断力がなくて拒否された」と言って、他者の「嘘の人間像」を作り上げたりします。


あとで確認すれば真実が分かるような作り話を、絶対バレないといった面持ちで、自信満々に伝えます。

困っている自分を助けてくれるのが当たり前という姿勢

自分への愛が強すぎるがゆえに、そのような「価値ある自分」を周囲の人が助けてくれるのが当たり前を思っています。


逆に、助けてくれない人には「どうして助けてくれないの!」と一方的な叱責をしてしまいます。 


自分で招いた失敗から逃避し、他者にその尻拭いを丸投げする・・・。

「大好きな自分を救う為」に他人を平気な顔して利用するのです。

「報告・連絡・相談」を嫌がる

何事においても、できるだけ『報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)』をせずに、自分の中だけで事を済ませようとします。


失敗した時は、特に上司には報告せずに、関係のない他者に丸投げすることで、もみ消そうとします。

全ては「自分の恥」を隠すための行動と言えます。

自己愛が強すぎる人の攻略法8つ

次は自己愛の強すぎる人の『攻略法』についてです。

攻略法を理解し、うまく付き合えるようになっていきましょう。

自己陶酔している哀れさに寄り添う

他者を喜ばせたり、他者ができない専門的な仕事をしていると『優越感』に支配されてきます。

そんな優越感に支配されたまま働いていると、徐々に感覚が麻痺します。


「私は人より優れている」という錯覚を、誰に対しても採用してしまいます。


自己陶酔してしまうきっかけは、幼い時の育てられ方にあったのかもしれません。

自分ではどうしようもないまま、大人になってしまった可能性もあります。


自己の優越感維持に支配されてしまった哀れさに寄り添う気持ちで接してあげましょう。

元々は劣等感だらけだった人ことを理解する

自分を大きく見せようとするきっかけは、大きな劣等感にあると言われています。

あるいは、他者から馬鹿にされた過去があると、自分が誰よりも価値ある存在であると必死に信じようとします。


元々は劣等感だらけだったことから、自己愛が過剰になったと考えられます。

強すぎる自己愛は「自己防衛の過剰反応」。


無理して守りに入らなくてもいい事を分かってもらうために、日頃から「肯定」してあげましょうね。

正論や堂々たる指摘で立ち向かう

感情的になりやすいので、理路整然と物事を説明する事が苦手な自己愛の強すぎる方。

正論や、堂々とした指摘を聞かされると、太刀打ちできずに黙ってしまうこともあります。


自己愛の強すぎる人の一方的な主張に影響を受けないように注意しながら、「一般論(正論)」を落ち着いた口調で伝えましょう。

最初は相手に反発するかもしれませんが、それは自分が語れない正論を話しているあなたへの憧れや嫉妬の裏返しと言えます。


こちら側の論調が攻撃的にならないように気をつけ、包容力のあるどっしりとした姿で自分の意見を話すといいでしょう。

キャリアの長い人に対応してもらう

自己愛が強い人は、会話の中で「私はこの仕事を◯◯年してますから」とか言って、自分の経験豊かさをアピールする人がいます。


そのような自己アピールには、「更に経験豊かな人の話」で対応しましょう。

自分では届かないような大きな存在がいることが分かれば、意外と素直になります。


しかし、自分の経験の長さを主張する人でも、「私はもう5年している」など、実際たいした事のない経験年数だったりします。

仕事をしだして2年から5年あたりは、自分がカリスマになったかのような錯覚をしやすい時期です。


仕事にも慣れっこになり、自分が大きくなったと勘違いするのです。

「あなたよりまだまだ上がいるよ」とさりげなく伝えることで、威張っていた自分の小ささを自覚させることができます。

相手の頭の中を整理してあげる

自己愛が強すぎると、感情論になりやすく自分で考えをまとめることができない傾向があります。


バラバラのパズルを組み立てて、形にするように「相手の思いを整理してあげる」ように心がけましょう。


「あなたは先程〇〇と言っていたので、△△と思われているのでは?」と向こうの口から出てきた言葉をご返杯すればいいのです。

自分の言葉が返ってくると「私はこんな考え方だったんだ」と、初めて理解できるでしょう。

都合を作って話を終わらせる

自己愛が強い人は、こちらが「うん」と言うまでは話を終えてくれない事が多いです。


そのまま話に付き合っていくと、ほとんど場合が口論になります。

そのような時は、上手に話を中断しましょう。


例えば、「ごめん、〇〇時までに書類作らないといけないので」とか、「訪問予定があるのでここで失礼するね」みたいな感じで、一旦休憩を求め、そのままフェイドアウトするのです。


話を中断する際は、できるだけ仕事やプライベートの用事で具体的な例を伝えましょう。

「あなたの為だから」と言って心をくすぐる

自己愛が強すぎる人は、自分を大切にしてくれる言葉にはとても弱い傾向があります。


相手の問題点をズバリと指摘したあとは、すぐに「今の指摘はあなたが、変に誤解されない為だよ」と伝えると少しは穏やかになるでしょう。


Photo by Bart LaRue on Unsplash

または、「せっかく頑張っているあなたが、努力を怠っていると思われるのは損じゃない?」と言って、こちら側の指摘を認める事であなたにメリットがあるよという言い方もいいでしょう。

言葉も感情も「中立」を心掛ける

自己愛の強すぎる人を相手にする時は、とにかく感情的にならずに冷静に。


また、こちらの価値観を一方的に押し付けるような言葉は控えます。

前述と同様に、全て「あなたの為にもなるし、みんなの為にもなるし」といった言い方に徹するといいでしょう。


感情、言葉ともに『中立』を意識して、接していきましょう。


いかがでしたか?

今回は「自己愛が強すぎる人の特徴と問題点、そしてその攻略法を知ろう」という話題でした。


私の個人的な経験がもとになっている傾向と対策なので、みなさんの意見と違う点も多くあるでしょうね。


自分自身が自己愛が強すぎる人ではないかのチェックにも活用してください。


最後までお読みいただいて感謝いたします。
以上、弥津でした。

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