こんにちは、社会福祉士兼業ブロガー・弥津(@yazusui)です。
このように、自分が無意識にモラハラをしてしまっていると考えると、イヤですよね。
でも、大丈夫です!!
この記事ではこのような内容が分かります。
- モラハラとは何か。
- モラハラ気質のある人の悪い特徴。
- 「私は過剰な自信持ちの傲慢野郎だ」と考えればモラハラ気質改善!

私と同様に、愚痴ばかり言ってしまう自分を変えたい方に向けてお答えします。

というわけで、今回は『愚痴とモラハラの関係』について説明していきます。
「自分はレベルが高い」と勘違いしているとモラハラをしてしまいやすくなります!
それでは、その愚痴が『モラハラ』とならないようにするにはどうすればいいのかを考えましょう。
これで周囲に威圧的な自分を変えられますね。
愚痴は時に指示・命令に聞こえるもの
「私は正しい!」、「私は被害者だ!」といった『自分ファースト』な考えがあると、ちょっとした事でも自分の身を守る目的で他者に攻撃的言動をおかしてしまいます。
上司などの目上の人からの「俺に構ってくれ」、「お前はでしゃばるな」といった圧力言動も非常にストレスとなるものです。
自分の性格に『モラハラ気質』がないか顧みてみましょう。
まずは、モラハラとは何か、そして自分のなかのモラハラ傾向をチェックしていきます。
モラハラとは何か?
そもそも「モラハラ」とは何でしょうか。
以下のように説明できます。
『モラハラ』=モラルハラスメント
「言葉や態度で他者に精神的な苦痛を与える事」
以前は、モラハラとは職場の部下や同僚への愚痴・批難などで起こりやすい、「仕事の世界特有のもの」と考えられた時期がありました。
しかし、最近では、夫婦間でのモラハラが問題視されるようになってきました。
旦那さんが奥さんに対して、日常的に欠点を指摘したり、結婚を後悔しているなどと主張し続けることで、奥さんに過剰な精神的苦痛をかけることはモラハラに当たります。
このような夫婦間でのモラハラは、DV(ドメスティックバイオレンス・家庭内暴力)として捉えられます。

相手が傷つくことがわかっていて発言することがモラハラです。
引用:モラハラ職場の具体例とモラハラを受けている場合の対処方法の解説 by マナラボ
怒っているときについ口から出てしまったと言うことではなく、日常的に暴言を吐いている場合は、特にモラハラだと思ってよいでしょう。
このように
例えば、職場で不満のある人に対して陰口をたたくことがある人。
直接的な圧力をかけていないので、モラハラに該当しないように思えますが、これも巡りめぐって本人の耳に入ってしまえばモラハラです。
言う側がどうこうではなく、言われる側が自分への非難で強く傷ついてしまえば、モラハラとして成立するのです。
「モラハラ気質」がある人の5つの性格
モラハラをおかしやすい人には、いくつかの傾向があります。
モラハラを予防するには、まずは「自分の性格に目を向ける」ことが大切です。
「私は性格がいい」と自分で思っている人は、大きな勘違いしている可能性が。
その5つの性格的特徴を挙げてみました。
自分を優秀だと思っている
以下のような、上から目線傾向のある人は要注意です。
仕事ができたり成績がよく優秀な人、カッコいい人などは少しモラハラ気質があります。
引用:こんな“モラハラ男予備軍”は今すぐサヨナラ! 当てはまったら要注意な彼の態度6つ by mimot
基本的に上から目線のことが多く、自分は特別な人間と思っているようです。
小さなころからそう扱われてきているので、直りません。

学歴のあるなしに関わらず、子供の時から過保護に育てられた人は、モラハラを犯しやすいとも言われています。
人は誰だってダメな一面を持っているもの。
そんなダメな自分を認める事なく、大人になった場合、「自分の全てがパーフェクト」という思考になりやすいのです。
親などの大人からあまり叱られた記憶のない人は、モラハラをおかしやすいので気をつけましょう。
また、反省できない人の発言は、モラハラと受け止められやすいと思います。
反省を知らないと、「私は経験豊富」と思い込みやすく、他人にとても厳しくなります。
この手の人は、ただ経験年数が他者より長いというだけで、自分が優秀な人材になれていると錯覚する傾向があるのです。
経験年数で他者を評価する人は、他者から尊敬されませんよね。
以上のような、過保護や勘違いが原因で、モラハラ人間になってしまう危険性を理解しておきましょう。
自分に過度な劣等感がある

劣等感のあると、無理に自分を大きく見せようとしたり、他者から馬鹿にされないように先制攻撃を仕掛ける傾向があります。
自分に劣等感があることを他者に知られると、自分の弱みをみせることになりますよね。
モラハラ気質の人は、その弱みに他者がつけ込んでくるのではないかと、過剰に恐怖心を感じます。
そして、劣等感が原因で、他者に対する『マウンティング(優位な自分を誇示して相手を押さえつけようとする行為)』をするようになるのです。
このように、自己防衛が過剰に働いていると、他者に対しての攻撃性を発揮してしまうようになります。
常に仕事にストレスを感じている
ストレスを無限に貯めこんで、生きていける人はいませんよね。
職場ではその吐き出し口を見つけることが難しく、溜まる一方なのです。
そこで、モラハラまがいの言動を、自分より弱い立場の人に浴びせることで、ストレス発散を図ろうとします。
自分のイライラした感情を思いっきり吐き出し、すっきりさせる目的がそこにはあるのです。
このパターンは、基本的に他者を傷つける意思はあまりありません。
「ストレス発散」の為に反射的に言動をしていると言えます。
仕事だけでなく、プライベートも充実していない人だと、無意識のモラハラ言動をおかしやすくなるのです。
同情を買うのが上手い
自分がどれだけ苦労してきたか、自分が今どれだけ辛い状況なのかを分かってもらおうと、必死に伝えようとします。
自分は常に正当であり、悪いのは他者の方だと考えています。
また、自分はあくまで「被害者」なのだと主張するでしょう。

また、自分の正当性を主張することで、自分に対しても「私は今のままでいいんだよ」と自己肯定しようとしています。
自分の非を認める事が苦手なので、いつもその発言は他者への責任転嫁になります。
その責任転嫁癖こどが、モラハラ気質なのです。
嘘をつく癖がある
自衛反応が強い人は、嘘をつく癖を持ちやすいようです。
ありもしない嘘を平気でついて、責任から解放されようと試みます。
嘘に罪悪感のない人は、他者をダメな人間のように作り上げることがあります。
嘘をつく癖の治らない人は、他者を平気に陥れる傾向があり、モラハラ気質をあわせ持っているのです。
モラハラ気質を改善する方法
ここからは、モラハラ気質の改善法についてお話しします。
しかし、それは極々簡単なコツです。
自分を「嫌なやつ」だと思うこと
誰だって自分が正しいと思いたいですよね。
私のように劣等感の塊で、自分の意見に自信が持てない人であっても「自分が正しい」と思いたい欲求があります。
このような本能があることから、誰しも上から目線になりやすい。

モラハラ気質のある人の特徴として、自分はパーフェクトという考え方があるとお話ししました。
また、自分には非がないという思考を持っている人でもあります。
永遠に完璧にはなれない「生涯修行の身」だと思う
要するに、「自分が人の上に立っていると勘違いしている人」なのです。
このようなことから、モラハラ気質を改善するには、まずは上から目線であると自分にレッテルを貼らなければ、自分の問題性に気付かないのです。
上から目線である自分に気付けば、徐々に謙虚さが身に付きます。
その謙虚さが他者への上から目線なモラハラを予防し、劣等感や過剰な自己防衛を潜めてくるでしょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
モラハラを犯してしまう原因が分かれば、自分をコントロールすることもできますね。
【この記事のまとめ】
- モラハラ気質ある人の悪い特徴をしっかりと把握しよう!
- 『自信』は排除するくらいの気持ちでOK!
- 「生涯修行の身なのだから文句を言える立場にない」と考えよう!
愚痴や文句をいう段階で「自分のレベルが高い」と勘違いしていると言えますね。
『人は永遠に未熟』
それがゆえに、愚痴を言える立場には永遠になれないと考えましょう。
私と一緒にモラハラ人間にならないように注意しましょう。
それでは!
以上、弥津でした。
あなたが罪悪感なしに吐いている『愚痴』・・・こんな感じで思われているかも?
この人、いつも愚痴ばかり・・・。
私が責められてるみたいでイヤだな・・・。
愚痴や文句言いながら、こっちに向けて何かアピールしてんだろ?
ウザイわぁ。
何気に口にする愚痴ですが、聞かされている周りの人たちにとっては威圧的(モラハラ・パワハラ)に感じるものかもしれません。